OpenAIは自律型脆弱性研究パイプラインの中間結果を公開した。Scoutエージェントが約7%(5,034箇所・約280万行)の監査対象を選定し、分析エージェントが2,308件の候補を出力、動的検証で1,724件を再現した。さらに標準的な保護機構(SMEP・SMAP・KASLR・HARDENED_USERCOPY)有効下で1,169件のLPE PoCを実行し、変種解析で948件の独立脆弱性として束ねている。
実行コストは1,213,430米ドル、1件あたり1,279米ドル程度。10日間で61件が上流で修正、43件がステージ済み、299件が公開報告・協議中とされ、残りは順次Patch the Planetのパートナー経由で送られる予定である。
未パッチ環境での特権低いローカルアカウントは、潤沢な資金を持つ攻撃者にとって実質root相当と見なすべき、という同社の警告は、企業のカーネルパッチ運用と特権分離設計に見直しを迫る内容である。